雪の朝
「なあ、たかとお。起きて」
疲れていたのか、意外と深い眠りについていたらしいぼくは、頬に触れてきた指の冷たさに身震いをしながら、目を覚ました。
「…どうしたんですか?…こんな早くから…」
すぐ目の前で、顔を覗き込んでいたきみに手を伸ばしながら、ぼくはこの朝、初めての声を出す。
「おはよ、たかとお」
ぼくの腕に捕まって、倒れこむように胸の上に重なったきみは、柔らかに微笑んでいる。
けれど、パジャマ姿のままの身体は酷く冷たくて、長い時間ベッドの中にいなかったことを物語っている。窓の外は、朝というには、まだまだ暗い。
「おはよう、はじめ。でも、まだ暗いですよ? こんなに冷えて、今まで何をしていたんです?」
ぼくの言葉にさらに笑みを深めると、きみは、掠めるようなキスを寄越して。
「まだ、少し早いんだけどさ、起きてくれよ。外がすごいんだ」
言いながら、抱きしめていたぼくの腕を解くと、きみは、逆に手を差し伸べてきた。
今すぐ起きて、と、言いたげに。
「何なんですか?」
「いいから」
きみの手を掴んで、引かれるままに起き上がると、身体を刺す冷気が肌に纏わりつく。
何気なく窓辺に視線をやると、雨戸も、冬用の厚地のカーテンさえも開け放たれたままだ。
暖房もつけずに、夜明け前から、一体何をするつもりなのだろう。
首を傾げながらも、きみの手に導かれるまま、暗い窓辺へと向かう。
冷たい空気に、全身が凍えた。
「こんな格好のままで、暖房もつけずにいたら、風邪をひいてしまいますよ?」
いつから起きているのかわからないくらい、冷え切ったきみの身体が心配で声を掛けたのに、何を勘違いしたのか、きみはぼくに、ぴったりと身体を密着させてきた。
「こうしてたら、少しは寒いのマシかな?」
ぼくの首に腕を回して、耳元で、そう囁く。
きみの吐息が、耳にかかって。その、熱を感じて。
その途端、空気の冷たさとは裏腹に、単純な身体は、熱を帯び始めてしまった。
いつの間にきみは、こんなにぼくを煽るのが上手になったのかな?
「はじめ…」
抱きしめて口づけようとしたら、きみの手がぼくの唇を押さえて、それを阻止する。
その気にさせたのはそっちの方なのに、何するんですか!と、不満を隠さない眼差しを送ると、可愛らしく、少し唇を尖らせながら、きみは答えた。
「駄目っ! 今、キスなんかしたら、絶対に高遠、最後までしちゃうだろ? それじゃ駄目なんだって!」
微かに、恥じらいに頬を染めたきみの顔が、ついっと、窓の外へと向けられる。
「ほら、みて見ろよ。すげえ、綺麗じゃん」
ぼくもまた、それに習って、室内に冷気を伝える窓の外へと、視線を向けた。
まだ明け始める前の、薄暗い世界。いつにも増して寒いはずだと、ぼくは納得した。
暗い世界に、ぼうと青白く浮き上がり、穢れを払うかのように、一面を覆う、それ。
「ゆき…ですか」
「うん! なんか寒いなと思って目が覚めてさ、雨戸開けて、何気に外を見てみたら、もう積もってたんだv 夜の間に降ってたみたいでさ。…なあ、綺麗だろ?」
まるで、何かを確認するみたいに、ぼくの顔を覗き込んで、きみは言う。
期待に胸を膨らませて。大きな瞳には、それでも、僅かな不安を垣間見せて。
ああ、そうか、これをぼくに見せたかったんだ。
窓が曇るのを嫌って、暖房を入れなかったんだ。
不器用なくらい、真っ直ぐで、純粋なはじめ。
誰にも触れられない雪のように、真っ白な心で、ぼくだけを愛してくれる。
「ええ、本当に綺麗ですね」
ぼくが答えると、きみはとても嬉しそうに、また、身体を摺り寄せてくる。
存在を、確かめるように。
温もりを、分かち合うように。
触れ合っている部分から熱は生まれて、互いを温めあう。
きみの鼓動が、薄い布を通して、ぼくの身体に伝わる。
ただ、それだけなのに、泣きたいくらい切ない気持ちになってしまうのは、なぜだろう。
誰よりも、穢れの無い魂で、なによりも壊れて穢れたぼくを、なぜ、選んだの?
時折、頭を擡げる想いを、けれど、見ないふりをして、強くきみの身体を抱きしめる。
今、この温もりだけが、真実。
ふたりで抱き合いながら、互いを温め合って、凍える部屋の中で白い息を吐いていた。
言葉も無く、そのまま、外を見ながら。
空には月明かりさえ無く、まだ深く暗い青を湛えて、星さえ瞬いている。なのにそれは、自らが発光しているかのように白く輝き、まだ誰にも穢されたことの無い、柔らかな、滑らかな質感を伝える白い結晶たちは、何も知らぬ気に街を覆い尽くす。
静寂が、支配する。
ただ、白い世界。
不思議と、厳かな気持ちになる。
すべてが、清められてゆくような、…錯覚。
「なあ、散歩に行こうぜ?」
突然、思いついたのだろう。きみは眼を輝かせながら、ぼくを見た。
「今から、ですか?」
「うん」
無邪気に微笑まれると、それ以上、何も言えなくなってしまう。
きみの笑顔は、外に積もる雪よりもずっと穢れなく、ぼくの心を清めてしまうんだ。
そしてその瞬間、小さな隙間から、僅かに顔を覗かせる、罪悪感。
それは一体、誰に対してのものなのか。
自分でもわからないまま、見ない様に、そっと胸の中の瞼を閉じる。
「仕方ありませんねえ」
ため息混じりにぼくが答えると、
「じゃあ、早く、行こうぜ!」
言いながら、そのままドアに向かおうとするきみを、慌てて呼び止める。
「ちゃんと、着替えてからですよ?」
しまったという顔をして振り返るきみに、思わず、笑みが浮かんでしまう。
本気で、そのままで行くつもりだったんでしょうか?
きみはよく、ぼくのことを天然だとか言うけれど、きみも人のことを言えませんよね?
くすくすと笑うぼくに、むっつりと怒った表情を見せながら、「うるさいなっ!」なんて、
偉そうに言うけれど、恥ずかしさに紅く頬を染めたその顔は、とても可愛くて、ぼくは笑みを止められない。
きみと暮らすようになってから、どれだけ、笑っただろう。
今までの自分からは、考えられないくらい、毎日、笑って。
そして、怯えて。
幸せと同じくらい確かな不安は、いつも、そこに存在している。
今まで、見えなかった感情も、知らなかった感情もすべて、きみと暮らしてから、ぼくの中に芽生え始めた。
それはきっと、知ってはいけなかった、心。
でも、後悔だけはしないだろう。
ぼくは、きみと出会って、初めて生きた。
きみに出会うために、すべての出来事は、あった。
この、血で穢れた身体も、破綻した心も、全部。
ならば、受け入れてゆくしか道は無い。
この先に、どんな運命が待ち受けているとしても。
たとえそれが、自らの破滅でしかなくとも。
「たかとお、早くしろよ」
先に着替え終わったきみが、せっつくように、非難めいた声を上げる。
そんなに急がなくっても、雪は逃げないと思うんですがね?
まったく、小さな子供みたいですねえ。
口に出すと怒り出すのがわかってるから、胸の中だけで、そう呟く。
「暖かくしないといけませんよ」
普段着に赤いダウンジャケットを羽織っただけのきみに、ぼくは、毛糸の帽子と手袋を差し出した。
「え〜、たかとおも、帽子なんて被ん無いじゃん」
「いえ、きみが被ると、とても、か……似合ってるから…」
思わず、「かわいい」と言いかけて、慌てて言葉を摩り替えた。けれど聡いきみは、思い切り何かが引っかかってそうな表情で、ぼくを見上げている。
こんなところだけ妙に敏感なきみに、内心、苦笑しながら帽子を被せると、ぼくはさりげなく極上の笑みを浮かべてみせる。
途端に頬を染めて、視線を逸らしてしまう、きみ。
これで、もうこれ以上、きみから文句が出ることはないでしょう。我ながら、きみの扱いにも慣れたものです。
それだけの時間を、共に過ごしてきた。
どんな宝物よりも、大切で、いとおしい時間。
永遠に、続いて欲しいと思うのは。
ぼくの我侭、ですよね…
カラリと、カウベルに似た音を鳴らすアパルトメントの入り口に付いたベルを、あまり音を立てないようにと気をつけながらドアを開閉して外に出ると、しんしんとした冷たさが足元から這い登り、身体に纏わり付く。
目の前には、真っ白なふかふかの絨毯を思わせる、まだ、誰にも踏まれてはいない綺麗なままの雪が、石畳を覆っている。
まるで、生まれて初めて雪を見る子供みたいに、恐る恐るといった風情できみは足を踏み出すと、雪の上に第一号の足跡をつけた。そうしてまた、慎重な足の運びで次々と足跡をつけながら、時折振り返って、無邪気に笑う。
無造作に雪の上に足を下ろしながら、ぼくの視線は、きみの姿だけを、追いかけている。
奇妙に色の無い世界に、きみだけが色を持って、力強く生命を感じさせる。
まだ明けない暗い世界に、眩しいくらいの、ぼくだけの太陽が輝く。
すべての闇を、照らし出す光。
ぼくだけの。
きみはまた、振り返って、笑った。
しばらくの間そうして見つめていると、きみはぼくの元に戻ってきて。
「う〜、やっぱ寒いな」
はあ、と、手袋を嵌めた手に白い息を吐きかけながら、ぼくを見上げる。
寒さのせいで、きみの頬と鼻が少しばかり紅く染まって、元々幼いつくりの顔が、さらに幼く見える気がした。
ぼくは、左手に嵌めていた黒い皮の手袋を外すと、きみに手を差し出した。
きょとんと、音が聞こえそうなくらい大きく眼を見開いてぼくを見上げたきみは、首を傾げるという行動で、その理由をぼくに尋ねる。
「ぼくのコートのポケットに、手を繋いで入れたら、少しは温かいんじゃないかなと思ったんですけど」
そう言って微笑むと、きみは見上げていた視線を、ぼくの手元に落として。
外でそんなことをするのは、さすがに躊躇があるのか、きみは右手を胸元で握り締めながら、今度は探るように、きょろきょろと辺りを見回して。
そうして誰もいないことを確認すると、ようやく手袋を外して、おずおずとぼくの手に指を絡ませてきた。
繋いだその手を、ぼくのコートのポケットの中に入れながら、ふたりで歩き出す。
寄り添いながら、歩幅を合わせて、ゆっくりとまっさらな雪の上に、ふたり分の足跡を刻みつけてゆく。
サクッサクッと、雪を踏みしめる微かな音さえ聞こえるくらい、あたりは静かだ。
この世界には、今、ぼくたちふたりだけしか、存在しない。
風が、目の前の雪を吹き上げて、滑るように粉雪が舞い上がってゆくのを、黙ったまま見つめた。
言葉は、要らなかった。
絡めた指から伝わってくる温もりだけで、充分だった。
振り返ると、雪の上に、二人分の足跡が、寄り添いながらずっと続いている。
それだけなのに、胸の中に、くすぐったいような幸せな気持ちが生まれる。
きみは、どうなのかな?
ぼくと、こうしているのは、幸せ?
そんなことを考えていると、突然、きみは声を上げた。
「あっ! パン屋さん、やってんじゃん!」
見ると、道の先に、明かりのついた赤いテントを張った店が見える。
店の窓を飾っている綺麗なイルミネーションは、クリスマスの名残だろうか。
途端に、隣のはじめのお腹が大きな音を立てた。
「あ〜、そういや、まだ、なんも食ってねえから、腹減った」
「じゃあ、あそこで何か買って帰りましょうか?」
「うん!」
屈託無く微笑みながら、きみがぼくを見上げるから、ついつられて、ぼくの口元にも笑みが浮かぶ。
どうやらきみには、食べることの方が、優先順位として、上のような気がしますね。
「おれ、先に行ってるから!」
言いながら、ポケットからすり抜けて、きみの手が出て行ってしまって。
突然、温もりを失って、寂しくなってしまったぼくの左手に、寒さが沁みる。
けれどきみは、何も気付かないで。
「たかとおも、早く来いよ!」
ぼくを振り返りながら、駆け出した。
「走ったら滑りますよ!」
けれど、咄嗟に出たぼくの言葉を、聞いたのか聞かないのかすらわからないうちに、きみは盛大に雪を飛び散らせながら、豪快に仰向けに転んで。
元々、運動神経がいい方、とは言えない、きみ。
「まるで絵に描いたように」とは、こういうことなんでしょうね? というくらい、見事に転ぶものだから、思わず、ぼくは声を上げて笑ってしまっていた。
「…ってえ!」
「ほら、だから言ったでしょ?」
雪の上に大きな穴を空けながら、雪まみれになって痛そうに唸るきみに、ぼくは笑いながら手を差し出す。純粋にきみを起こそうと差し出したぼくの手を、何を思ったのか、きみは掴むなり、思いっきり引っ張ってくれて。
「えっ?」
そのせいで、ぼくまで転ぶ羽目になってしまっていた。
不意打ちだったせいで、きみの上に、覆いかぶさる形で倒れこんで。
でも咄嗟に、きみが痛く無いようにと体勢を変える辺り、ぼくも、健気ですよね?
まあ、きみよりも、反射神経には自信があるつもりですけど。
「一体、何をするんですか?!」
慌てて身体を起こすと、雪まみれのきみが、ぼくの下で幸せそうな笑みを浮かべているものだから。
一瞬、息の仕方を忘れてしまった。
魂を、奪われてしまったんじゃないかと、思った。
こんな所で、そんな顔をされたら、ぼくは、どうしていいのかわからなくなってしまう。
「ほら、たかとおも、こけたじゃんv」
人のこと、笑えね〜だろ?
悪戯っぽく呟かれた言葉と共に、固まっているぼくの下から器用に抜け出すと、きみは身体に付いた雪を払いながら立ち上がって、そしてまた、無邪気に笑う。
「たかとおも、雪まみれだぜ?」
黒っぽい服着てるから、余計目立つって…
そんな憎まれ口をたたいて、また懲りもせずに、走って先に行ってしまった。
やれやれ、本当にきみには敵わないな。
ゆっくりと立ち上がると、ぼくも身体に付いた雪を払って。
きみを追いかけるために、その足跡のすぐ隣に、そっと寄り添いながら歩いた。
穢れの無い、まっさらな、雪の絨毯に。
じき、消えてなくなってしまう、白い結晶に。
記憶を刻みつけるように。
きみの隣に、いつまでもいられることを、願いながら。
「もうすぐ、日が昇るな」
大きな紙袋を抱えながら店から出る頃には、外はもう、随分と明るくなっていて。
きみは空を見上げると、眩しそうな表情で、そんなことを言った。
そうだね、もうすぐ、人が行き交い始めるに違いない。
来た道を戻りながら、ぼくは、ぼんやりと考える。
綺麗だった雪も、じきに踏み荒らされ、汚れてしまうだろう。
ぼくたちの足跡も、その中に混じって、わからなくなってしまうだろう。
陽が昇れば、雪も溶けて、やがては消えてしまうだろう。
そして、何も残らないだろう。
「なあ、たかとお」
きみの声に、物思いから引き戻される。
「なんですか?」
視線が合うと、きみは、幸せそうに微笑んだ。
「この雪が消えて、おれたちの足跡が無くなっても、おれたちの中には、ちゃんと残ってるよな?」
まるで、ぼくの考えていたことがわかってるみたいに、きみは言う。
「思い出は、消えないよ。だから、ふたりでたくさん綺麗なものを見よう? 抱えきれないくらい、いっぱい思い出を作ろう? おれは、たかとおとふたりで、たくさんの思い出を作りたい…」
切ない響きを、含んだ声で。
「はじめ…」
風に煽られ、吹き上げられた粉雪が、宙を舞う。
白く、綺麗なままの、穢れないもの。
「ああ、日の出だね、たかとお」
きみが光に反応して、ふいに視線を道の先へと、向けた。
ぼくもきみに倣ってそちらに顔を向けると、生まれたばかりのオレンジ色の太陽の閃光を浴びた雪の結晶が、まるで宝石を思わせるほどの眩い光を放っているのが、目に入った。
それは、きらきらと金色に煌めいて、普段見慣れた街並みを、まるで夢の宮殿のように印象深く彩っている。
「綺麗だな…」
感嘆のため息を吐きながら、眩げに目を細めて、きみは呟く。
けれど、そんなものよりも、朝日に照らされているきみの方が。無防備なきみの表情の方が、ぼくにとっては、何よりも綺麗で、愛しくて。
「そうですね、とても綺麗だ」
きみを見つめたまま、呟いたぼくの言葉の意味がわかったのか、きみはぼくを見るなり、寒さで紅くなった頬をさらに紅く染めた。
「思い出を、いっぱい作りましょう。幸せな思い出を、ふたりで…」
きみの顎に手をやると、きみは恥らうそぶりを見せながらも、そのまま、瞼を閉じて。
長い睫が、微かに震えていた。
ぼくも、きみの唇に顔を寄せながら、静かに目を閉じる。
閉じた瞼の裏に、ふたりで雪の上に刻んだ足跡が浮かんでいた。
どこまでも、寄り添って、どこまでも、真っ直ぐに続いている。
思い出は、消えない。
そうだね。確かに、そうかもしれないね。
たくさんの思い出を作ろう、ふたりで。
いつか離れ離れになってしまう、その時が、来るまで。
朝の光を浴びながら、道の真ん中で、ぼくたちはキスをした。
どこかでだれかが、陽気に口笛を、吹き鳴らした。
06/01/06 了
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久しぶりの、『恋人部屋』更新です。
九月頃から書いてなかったような気が…。こっちが、本筋のはずなのに(汗)。
なのに、少し時期を外して、しかも、意味なしオチ無しの話ですみません(泣)。
えと、これは去年の12月のはじめ頃に、ワタシの住んでいる地域に、この冬
初めての雪が降った日に、書き始めたものなのです。それを、クリスマス前に
書き上げて、今年に入ってから、少し、書き直して。
何が言いたいのか、自分でもよくわからないお話になってしまっていますが、
ものすごく落ち込んでて、それで、よく聞いていた曲が元になっているのです。
『BUNP OF CHICKEN』の「スノースマイル」 もろに、これで。
この時期、精神的にきつくて、本当に作文が書けなくて、苦しかったんですけど。
今も、何かがよくなったわけでは、無いのですけど。
それでも少し、何かが吹っ切れたような気がしていて。
その一歩として、これをアップすることに決めました。
いや、マジで、捨てちゃおうかとか、考えてたので…
お目汚しでございましたが、最後まで読んでくださった方に、感謝です。
−新月−
06/01/07
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